456 さいころ振るゲーム

長続きできない主婦による一回限り企画

説得超難関!!高齢ドライバーの免許返納

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 最近、家族会議で父と祖父に運転をさせないほうがいいと話し合っています。
父は数年前に軽い脳梗塞をしています。
祖父は年齢的に足腰が弱いのと、視力が悪くなってきたためです。
しかし、社会的な問題となっている通り免許返納をさせるのは容易ではないのです。

【目次】

  

容易に免許が更新できてしまう現状

先月は祖父の誕生日でした。今年で87歳です。
数年前から祖父本人が「そろそろ免許更新はできないかもなぁ」と言っていたのですが、
今年も免許更新でき、あと一年運転できることになりました。

 

しかし、家族はなぜ祖父が免許更新できてしまったのか!?と怒っています。 

 

と言うのも、祖父はここ数年何度か事故を起こしているからです。
人身事故では無いのが救いですが、これまではたまたま相手がモノだっただけです。

 

そして祖父の視力は片目0.2しか無いと言うことが、免許更新後に発覚。

眼科の先生から
警察じゃないから止められないけど、運転は絶対にお勧めしません
と言われたのです。

その他にも周囲の方々から、
見ていて危なっかしい!、何か起きてからじゃ遅い!
と注意を受けているのです。

 

それでも免許は更新されてしまったのです

免許更新の審査がどんなものなのかわかりませんが、高齢者の更新審査は緩いものだと言うことが上記のことから想像できます。

 

運転に自信がある高齢者たち

免許更新されたことで祖父はあと一年運転できると喜んでいます。

孫たちから運転はダメだ!と注意しているのですが、全く相手にされません。

孫たちは皆家族をもって祖父の家から離れて生活しています。
日常の監視ができないので孫たちが帰れば、忠告も虚しく祖父は運転してしまうのです。

 

祖父は長年運転していると言う経験から、まだ運転しても大丈夫と言う考えが強いようです。
事実、免許が更新されてしまったので尚更「まだ運転できる!」と言うのです。

 

車が無いと生活できない田舎暮らし

祖父が免許返納を受け入れないのには、生活に困ると言うのが大きいのだと思います。
福島県の田舎町、村ですから車が無いとどこにも出かけられないのです。

地方の都市なら一時間に数本のバスが通っていたり、
タクシーを呼んで買い物ができるかもしれません。
しかし、タクシーなんて呼んでも来てくれない地域です。
バスも病院の通院用に出ているだけで、日ごろの買い物などには利用できないのです。

免許返納がなかなか進まないのは、こういった理由が大きく影響しているのだと改めて思います。

 

まとめ

車の免許は地方の田舎では、なくてはならないものです。
私自身も高校を卒業すれば必ず取得するものだと考えていました。

高齢ドライバーの交通事故が度々メディアで取り上げられる中で、
身内に高齢ドライバーを持つと常に心配です。
納得して免許返納してもらうのが一番ですが、それはとても難しい。

国や県、民間企業など様々な方面から取り組まないと解決しない問題だと思います。